七工匠-7Artisans-35mm F1.2フジフィルムXマウント(3512FXB)の購入レポート
中華製の激安レンズと言うことで、恐る恐るですが最初の1本を購入したので、早速購入レビューをしたいと思います。
初めての七工匠のレンズをどれにしようか?
と言うわけで散々調べ回り、悩みながらも決めてみました。
とにかくこの七工匠社のレンズ情報そのものが、あまりにも少ないです。
七工匠35mmF1.2の開封
箱なんですが、お世辞にも綺麗で良い箱には見えません。
こう言うところは日本のメーカーとは違うんだろうと、わかっていてもちょっと怖くなるんですよね。
見た瞬間、小さいなーと言うのが最初の感想。
裏側のマウント部分のアップ写真↑、電子接点は無いです。
金属なのでチープにも見えない。
レンズ正面から、フォーカスリングに指の掛かりがよくなる構造になっているので、回しやすいです。
写真は解放にして絞りを開いた状態。
絞りに「F11」が無いです。
F5.6-F8-F16とアバウトな感じ。
とは言え個人的にはこのレンズでは絞らないで、解放で撮りたいので問題無し。
富士フィルムのX-Pro2に装着してみたのですが、とっても小さいレンズです。
レンズが小さいと言うのはとても便利で、カバンに入れやすくなったので毎日会社にも持っていきます。
コンデジに変身しちゃいました。
質感も悪く無いし、カメラ本体との相性も良いのでお気に入りです。
35mmF1.2の仕様
35mmF1.2の詳細データについては、当サイトの七工匠レンズカタログに記載しているので、ここでは省きます。
詳しく知りたい場合は以下のリンクより。
七工匠35mmF1.2標準単焦点レンズここでは僕が気になる部分のみにスポットを当てて記載。
F値 解放1.2
最短撮影距離 35cm
重さ 150g
解放F値がF1.2とめっちゃ明るい、重さは150グラムととてもコンパクト。
最短撮影距離35センチは、もう少し寄りたい時があるんですが、これは我慢するしか無いですね。
七工匠35mmF1.2のデメリット
- マニュアルフォーカス
- 電子接点が無い
- 絞りにクリック感が無い
- フレアやゴーストが出やすい
- 周辺減光
- 解像感が無い
デメリットとして書いていますが、同時にこのレンズを使うメリットでもあるんです。
例えば周辺減光って、最近の性能の良いレンズではほとんどでないのです。
なので、自然に出ちゃうレンズってそれだけで楽しいのですが、、、
七工匠35mmF1.2のメリット
- 小さいレンズなのでカメラがコンデジになる
- カメラ自体の携帯性が上がる
- クラシカルなデザイン
- レンジファインダーに似合う
- めちゃくちゃ軽い
- とても安価なレンズで手が出しやすい
- ピント合わせは意外と簡単
- 大口径レンズ
- F1.2の明るさ
- 懐かしい感じでとても味がある写真が撮れる
- パキパキしない緩い感じの写真が撮れる
- オールドレンズっぽい感じ
メリットに関しては、メリットが多く無いと買うわけにはいきません。
最初の一本で決まっちゃうわけですが、楽しいレンズだと思ったので次々にポチッと、、
散財しまくりですね。
35mmF1.2は2万円ぐらいで買えるレンズ
安いです、もう安いとしか言いようが無いです。
なのでついついAmazonでポチッと、、
フジのXF35F1.4と比べるのはおかしいのですが、お値段倍以上します。
XF35F2であってもほぼ倍。
もちろん性能から写りまで、全然敵わないのですが、今は中華製の安価なレンズの方が楽しく感じます。
七工匠35mmF1.2の操作性
Xマウントを使っていて、普段からマニュアルフォーカスで遊んでみたりしている人にとってはとても簡単に使えるレンズ。
操作自体は慣れの問題もあるので、少し悪戦苦闘すればすぐに慣れると思われる。
フォーカスリングも指の掛かりが良く操作しやすい。
七工匠35mmF1.2の携帯性
めちゃくちゃ小さく、軽いレンズなのでカバンに入れやすく、持ち歩きやすい。
まるでコンデジに変わったような印象。
七工匠35mmF1.2の機能性
絞り値が今どこを指しているのかがわかりずらく、アバウトになってしまうことがある。
とは言え、リングに適度な重さがあるので、勝手に回ることも少ないと思われる。
七工匠35mmF1.2の感じたこと
中華製のレンズに不安があって、アバウトな部分が嫌いな方にはお勧めできないです。
オールドレンズっぽい写りで、お遊びでお散歩レンズがほしい。
ゴーストやフレア大好きで、安価なマニュアルレンズが欲しい。
パキパキな解像感が嫌で、緩めで味があって個性的なレンズが欲しい人にはオススメ。
35mmF1.2で試写しました(作例)
まだまだ足りていませんが、ほんの少しだけどうぞ
7Artisans35mmF1.2レンズで試写「作例」
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