中華製の七工匠のレンズをX-Pro2で使うときの設定のお話。
慣れていてわかる人には読む価値の無い記事なのですが、初めてだったり、そもそもカメラ初心者さんの場合、いきなりでわからないことが出てくるかな?
と思ったので一応書いておきたい。
ただ僕もそんなに詳しくはありません。
七工匠のレンズが使いたいが為に覚えただけの話なのです。
なので、写真付きでカメラ側(X-Pro2)の設定を解説していきますね。
尚、マニュアルレンズだとどのメーカーの物でも同じ設定にして使うようです。
七工匠のレンズを使うのなら最低でも1設定は必要
「レンズ無しレリーズをON」にする
この設定だけは最低限しないと、シャッターが切れません。
X-Pro2のセットアップ画面から、「操作ボタン・ダイヤル設定」
初めての場合だとOFFになっていると思うので、ONにしよう。
とりあえずこれで、シャッターが切れるようになりました。
ピント合わせを楽チンにする為のボタン設定をする
ピント合わせは、レンズのフォーカスリングを回して合わせるのです。
ところが被写体が小さいので、何処にピントがあっているのかわかりずらいわけです。
とくに絞りを開放で撮影するときは、とても薄いピント範囲なので大変です。
富士フィルムの純正レンズを使って、マニュアルフォーカスするとフォーカス部分が自動で拡大表示すると思うのです。
ですがマニュアルレンズの場合、拡大してくれません。
その為にボタン設定で拡大するようにしたいわけです。
操作ボタン設定で拡大表示する
先ほど設定した「レンズ無しレリーズON」の画面上から行います。
少し上に「ファンクション(Fn)設定」を指定。
すると、カメラの何処の部分のボタン設定をするのか聞いてくるので、ご自分の好きな場所を指定してあげる。
僕の場合だと上の写真のように、カメラ前面のボタンにしました(Fn2)
割たてるボタンの機能を選んで決定です。
今回はフォーカス時に拡大表示したいので、「フォーカスチェック」を割り当て。
これでこの設定は終了です。
前面ボタンに割り当てた理由
マニュアルレンズの場合、左手はフォーカスリングにあります。
なのでカメラ本体を右手のみで支えることになるので、親指を動かしたく無いのです(僕の場合)
右手の人差し指はシャッターボタン。
ですので親指、中指、薬指、小指でカメラを支える感じになります。
ファインダーを覗きながら、拡大表示させるボタンを押したい場合、中指付近にあるボタンが便利だと思っただけです。
こんな感じになります↑↑
中指に掛かる部分が前面のボタン、このボタンはファインダーをOVFで使っている時に使う機能。
ブライトフレームシミュレーション表示ボタンです。
ですが僕の場合OVFで使うこともなく、常にEVFで使っているので普段使わないボタンでもあるのです。
MFアシストでピーキングを表示させよう
MFアシスト、マニュアルフォーカスをアシストしてくれる機能です。
ピントの合った場所が色付きになる機能です(白・赤・青)の3色。
この機能を使って撮影すれば、そうそうピントが外れることが無いので便利です。
X-Pro2のファーカス設定から「MFアシスト」を選択する。
こちらのアシストは設定しないと使えません。
ブルー(強)になっているのは僕が設定したからです。
選べるのは上のような感じ、強弱が選べて、3色のうちのどれにするのか?
これはご自分のお好みで良いでしょう。
僕がブルーにしていたのは、紅葉撮影時にピーキングの色が赤だとわかりにくいからです。
カメラの液晶画面で確認してみる
まずは単純にカメラを被写体に向けただけの状態、黄色の矢印部分にピントが合っているようです。
こうして大きな写真で見てみるとピント合わせ楽じゃん、と思うかもしれませんが小さなファインダーの中ではとても難しいです。
なので、拡大表示しちゃう↓
めっちゃ拡大されました。
で、ピーキングの色をブルーに指定している場合は、上の写真のような感じになります。
ピーキングの色を赤に指定している場合の様子は上の写真です。
拡大表示の機能と、MFアシストのピーキング機能で、マニュアルレンズがとても使いやすくなると思います。
これはあくまでも僕が便利だと思って設定している機能です。
人それぞれ使いやすさがあると思うので、良い設定を見つけて楽しみましょう。
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